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2022年度 老年看護学(2単位)(看護科学専修必修)

責任教員:仲上豪二朗
担当教員:仲上豪二朗

講義目標および概要:
高齢者の身体的・心理的・社会的特徴および老年看護に活用可能な理論を理解すること。加齢に伴う身体の変化に対する病態生理・治療方法を知り、特に高齢者に特徴的な老年症候群に対するケアの実際を理解する。

教科書:授業の配布資料
参考書:
 正木 治恵, 真田 弘美編集 老年看護学概論 「老いを生きる」を支えることとは. 南江堂. 2020, 3月(改訂第3版)
 真田 弘美, 正木 治恵編集 老年看護学技術 最後までその人らしく生きることを支援する. 南江堂. 2020, 3月(改訂第3版)

採点基準:
 授業への2/3以上の出席およびレポート

教室:
東京大学3号館(一部講義はzoomを併用) 
時間:
 原則 火曜 14時55分-18時35分
授業スケジュール:日程、講義題目 (調整中)

2019年度 老年看護学実習

責任教員:真田弘美
担当教員:真田弘美 仲上豪二朗 大江真琴 北村言 麦田裕子

実習目的及び内容:
【実習目的】介護老人保健施設の高齢者を通して、高齢者看護のあり方を学ぶ。
【実習目標】
 1.健康的老化と病的老化の違いを理解し、受け持ち利用者の全体像を描くことができる。
  受け持ち利用者の状態に合わせてコミュニケーションを取ることができる。
 2.高齢者の強みを見出すことができる。
 3.介護老人保健施設における看護師の役割を理解すると共に各職種の役割を理解できる。
  チームケアを通して、多職種(医師、介護士、PT、OTなど)とのコラボレーションを学ぶことができる。
 4.受け持ち利用者とのコミュニケーションを通して、自己の看護師としての関わり方の特徴を捉えることができる。
 5.高齢者や認知症を理解した上でアクティビティの企画、運営ができる。
 6.臨地実習を通して、高齢者看護における今後の課題を見出すことができる。

【実習方法】
1.介護老人保健施設において日常生活遂行に援助が必要な一人の高齢者を受け持ちながら、臨地実習指導者とともにケアを提供する。
2.自己の看護師としての関わり方を考えるために受け持ち高齢者のプロセスレコード作成・振り返りを行う。
3.介護老人保健施設における看護師の役割について理解するために、施設における看護師に半日同行及び
 施設内ミーティングに参加する。
4.高齢者施設におけるグループアクティビティの意義、そこでの看護師の役割について考えるために
グループアクティビティの企画、実施、評価をグループで行う。
5.社会資源としての介護老人保健施設の意義、役割を理解するために、デイサービスの見学をする。

教科書・参考書:「老年看護学」に準ずる。
履修条件:基礎看護学(Ⅰ)、基礎看護学実習、及び老年看護学を履修していること。
採点基準:出席、実習の取り組み、実習記録、課題レポート
日程: 2019年10月21日(月)~10月25日(金)、10月 28日(月)~11月1日(金)(2週間)
場所:医療法人社団龍岡会 龍岡介護老人保健施設
備考:詳細は、看護学実習要項参照のこと。変更の可能性があり、掲示等に注意すること。
連絡先:
 仲上豪二朗(gojiron-tky@umin.ac.jp)

2022年度 看護理工学

責任教員:仲上豪二朗
担当教員:仲上豪二朗

講義目標および概要:
看護学が対象とする現象を理解し、的確な介入を提案するためには、臨床をつぶさに観察することから始め、メカニズムの探索、客観的計測方法の開発、介入機器・システムの開発、臨床での評価といった、一連の円環的研究プロセスが求められる。それを実践しているのが看護理工学であり、新しい融合的研究フレームワークであり、学部時代に最先端の看護理工学研究に触れ、研究と実践の結びつきを理解する。

教科書:「看護理工学」真田弘美・森武俊編(東京大学出版会)

採点基準:出席および小レポート・最終レポート、ディスカッションへの参加、

【授業スケジュール】
教室:N101または医学部3号館別棟の各実験室(詳細は初回オリエンテーション時に連絡)
時間:火曜日3.4限

6月7日(火)
 13:00-13:15 授業オリエンテーション
 13:15-14:30 講義: 看護理工学の必要性と意義
 14:40-14:50 エコー学習用eラーニングの説明
 14:50-15:20 GNRC実験室バーチャルツアー
 15:20-16:40 まとめ、ディスカッション、次回以降の演習の説明・質疑
6月14日(火)
 13:00-16:40 講義&演習: 看護学におけるエコーの応用
6月21日(火)
 13:00-16:40 講義&演習: 看護学におけるブロッティング技術の応用
6月28日(火)
 13:00-16:40 講義&演習: 看護学におけるロボティクス技術の応用
7月5日(火)
 13:00-16:40 講義&演習: 看護学におけるAIスマートナーシング技術の応用
7月12日(火)
 13:00-16:40 講義&演習: 看護学における研究成果のインプリメンテーション
7月19日(火)
 13:00-16:40 講義&演習: これまでのまとめ・発表の準備・発表・ディスカッション・看護理工学入門セミナー案内

連絡先:
 仲上 豪二朗(rounen.class@gmail.com)

2022年度 疾病論

責任教員:仲上豪二朗
担当教員:外部講師

健康総合科学科3年生: 看護科学専修学生は必修、環境生命科学専修、公共健康科学専修学生は選択
時間:月曜日8:30~12:10(1,2限)
場所:医学部3号館N101
目的:将来、健康関連の実務および研究者・教育者として活躍することを目指す学生が、臨床医学を理解するために必要な基礎的知識および思考過程を学ぶ。また、看護実践に必要な薬剤学を理解する。
日程:

4月4日(月)
 8:30-9:20 外科的治療概論
 9:25-10:15 放射線医学概論-診断から治療まで 放射線診断学・核医学・放射線治療学
 10:20-10:55 消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(移植)
 11:00-12:10 循環器疾患の病態、自然経過と治療
4月11日(月)
 8:30-9:40 呼吸器内科疾患の病態、自然経過と治療
 9:45-10:35 手術麻酔
 10:40-12:10 術前術後の管理
4月18日(月)
 8:30-9:05 消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(膵)
 9:10-10:10 乳腺疾患の病態、自然経過と治療
 10:20-11:10 耳鼻咽喉科疾患の病態、自然経過と治療
 11:20-12:10 代謝・内分泌疾患(糖尿病)の病態、自然経過と治療病態
5月2日(月)
 8:30-9:40 心臓外科疾患の病態、自然経過と治療
 9:45-10:20 消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(肝)
 10:25-11:15 泌尿器疾患の病態、自然経過と治療
 11:20-12:10 眼疾患の病態、自然経過と治療
5月9日(月)
 8:30-9:30 アレルギー・リウマチ疾患の病態、自然経過と治療病態
 9:35-10:15 呼吸器外科疾患の病態、自然経過と治療
 10:25-11:15 腎疾患の病態、自然経過と治療
 11:20-12:10 脳神経外科疾患の病態、自然経過と治療
5月16日(月)
 8:30-9:05 消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(胆)
 9:10-10:10 消化器疾患の病態、自然経過と治療 -消化管
 10:20-11:10 神経内科疾患の病態、自然経過と治療
 11:20-12:10 骨・関節疾患の病態、自然経過と治療
5月23日(月)
 8:30-10:15 看護薬剤学
 10:30-12:00 試験
★2/3以上の出席により受験資格を得られる。正当な理由なき遅刻・退出が15分を超えた場合には欠席扱いとする。出席のカウントは講義時間に関わらず一コマごとに行う。
★試験及びレポートにおける不正行為者に対しては、単位認定できない可能性がある。
連絡先:
 仲上 豪二朗(rounen.class@gmail.com)

2022年度 解剖示説(3年生・1単位)(看護科学専修必修)

責任教員: 仲上豪二朗
担当教員: 仲上豪二朗
講義目標および概要:
人体の構築について学習するとともに、「生」「健康」の対極にある「死」「疾患」について学び、生命・生活についての深い理解に役立てる。
採点基準:
 レポート課題の提出により採点を行う。単位取得希望者の成績は、出席状況とレポートをもって判断する。
教室:
  医学部3号館1階N101
時間:
 月曜5限 (A1セメスター) 16時50分-18時35分

授業スケジュール:
 ●順天堂大学医学部人体病理病態学講座 准教授 福村由紀 
  ・病理解剖学概論
   病理解剖の目的、事前の手続き、解剖手技、解剖で明らかにすべきこと・分からないこと、
   日本病理剖検輯報、臨床病理カンファレンス(CPC)

 ・症例提示
   肺癌剖検症例、乳癌化学療法後・手術後症例

 ・研究紹介
   膵管内乳頭粘液産生腫瘍の悪性転化機構とその検出法、膵神経内分泌腫瘍の分子生物学的異常の関与と
   プログレッション機構

  ●超音波診断装置でみる解剖 講義・演習

  備考:
 15分以上の遅刻は欠席とします。授業への1/3以上の欠席で単位履修不可となります。
 
連絡先:
 仲上 豪二朗(rounen.class@gmail.com)

2019年度 健康支援実習(2年 Wターム)

責任教員:真田弘美
担当教員:真田弘美 玉井奈緒 麦田裕子 三浦由佳
講義室:医学部3号館S101
授業開始日:2020年2月3日(月)
授業の目的:看護学が実社会で応用される場は病院や保健所、施設などにとどまらない。人々の 健康を支援し、各々が自己実現を達成するために必要な方策を探求するのが看護学といえる。本実習では既存の概念にとらわれない看護学の在り方に早期に触れることにより、学問の多様性と広がりを体感し、健康を支援する方法を学ぶ。
授業の方法:講義、実習1単位(45時間)
履修要件:基礎看護学Iを履修しているもの
授業日程:
◆スケジュール(見学の詳細は別紙参照)
2月3日(月)
 10:00-12:00 オリエンテーション(S101)
 13:00-17:00 事前調査(調査後、担当教員の確認を受けること)
2月4日(火)~2月6日(木)学外研修(施設は未定;下記は2018年度)
 政策のフィールド
  職能:日本看護協会
  立法:参議院議員
  行政:厚生労働省医政局
 病院のフィールド
  病院経営:東京ベイ・浦安市川医療センター
  病院システム:東京大学医学部附属病院
  看護技術開発:東大 アドバンストナーシングテクノロジー(ANT)
 民間企業のフィールド
  在宅医療:ケアプロ株式会社
  機器開発・産学共同:富士フイルム
  機器・用具の普及:コンバテック ジャパン株式会社
2月7日(金)
 AM 各グループ発表準備
 14:00-17:00 実習発表会
         見学内容の紹介(30分発表+15分質疑×3グループ)
         全体ディスカッション
◆見学時の服装・持ち物
・服装はビジネスカジュアル、音のしない靴にしてください。
   例)女性:落ち着いた色のトップスに、ジャケットやカーディガン、スカートやパンツ
     男性:襟付きのシャツ、ジャケットやブレザー、コットンorウールのパンツ、革靴
・名札(学生証)を持参してください。
教科書及び参考書:別途指示する。
成績評価:全出席を基本とする、グループワーク・ディスカッションへの参加状況、
レポート(見学研究報告書、全体のまとめ)

連絡教員:玉井奈緒(社会連携講座イメージング看護学 特任准教授)
     オフィス:医学部5号館302  E-mail:tamai.nao@mail.u-tokyo.ac.jp
          電話:03-5841-8749(28749) 緊急時(携帯):090-7141-7345