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2025年度 老年看護学(2単位)(看護科学専修必修)

担当教員:仲上豪二朗、國光真生、片岡友紀恵、滝沢知大

講義目標および概要:
高齢者の身体的・心理的・社会的特徴および老年看護に活用可能な理論を理解すること。加齢に伴う身体の変化に対する病態生理・治療方法を知り、特に高齢者に特徴的な老年症候群に対するケアの実際を理解する。

2025年度A2ターム 火 4・5限

(1) 老年期の身体的・心理的・社会的特徴と看護
インスタント・シニアの体験(演習)

(2) 老年症候群と看護:褥瘡
加齢に伴う身体の変化
加齢と骨粗鬆症

(3) 加齢と認知症
老年症候群と看護::排泄障害
加齢と呼吸器疾患

(4) 加齢に伴う循環器疾患
加齢と腎臓・高血圧・脳卒中

(5) 介護保険について

(6) 高齢者の薬物療法
看護における超音波診断の活用

(7) 老年症候群と看護 認知症
高齢者とのかかわり コミュニケーション技術(演習

2025年度 老年看護学実習

担当教員:仲上豪二朗、國光真生、片岡友紀恵、滝沢知大

実習目的及び内容:
【実習目的】高齢者を全人的に理解し、高齢者に対する看護の視点と役割機能を学び、今後の老年看護の課題について考えることができる。
【実習目標】
 1.健康的老化と病的老化の違いを理解し、受け持ち利用者の全体像を描くことができる。
  受け持ち利用者の状態に合わせてコミュニケーションを取ることができる。
 2.高齢者の強みを見出すことができる。
 3.介護老人保健施設における看護師の役割を理解すると共に各職種の役割を理解できる。
  チームケアを通して、多職種(医師、介護士、PT、OTなど)とのコラボレーションを学ぶことができる。
 4.受け持ち利用者とのコミュニケーションを通して、自己の看護師としての関わり方の特徴を捉えることができる。
 5.高齢者や認知症を理解した上でアクティビティの企画、運営ができる。
 6.臨地実習を通して、高齢者看護における今後の課題を見出すことができる。

【実習方法】
高齢者を受け持ちながら、臨地実習指導者とともにケアを提供する。
詳細は実習要綱を参照すること。また、最新の情報はUTOLで通知するため確認すること。

2025年度 看護理工学

担当教員:仲上豪二朗、麦田裕子、國光真生、片岡友紀恵、滝沢知大

講義目標および概要:
看護学が対象とする現象を理解し、的確な介入を提案するためには、臨床をつぶさに観察することから始め、メカニズムの探索、客観的計測方法の開発、介入機器・システムの開発、臨床での評価といった、一連の円環的研究プロセスが求められる。それを実践しているのが看護理工学であり、新しい融合的研究フレームワークであり、学部時代に最先端の看護理工学研究に触れ、研究と実践の結びつきを理解する。

2025年度S2ターム 火 3・4限

(1) 授業オリエンテーション
看護理工学の必要性と意義
エコー学習用eラーニングの説明
GNRC実験室バーチャルツアー
まとめ、ディスカッション、次回以降の演習の説明・質疑

(2) 講義&演習: 看護学におけるエコーの応用

(3) 講義&演習: 看護学におけるブロッティング技術の応用

(4) 講義&演習: 看護学におけるロボティクス技術の応用

(5) 講義&演習: 看護学におけるAIスマートナーシング技術の応用

(6) 講義&演習: 看護学における研究成果のインプリメンテーション

(7) 講義&演習: これまでのまとめ・発表の準備・発表・ディスカッション・看護理工学入門セミナー案内

採点基準:出席および小レポート・最終レポート、ディスカッションへの参加

2025年度 疾病論

担当教員:仲上豪二朗、國光真生、片岡友紀恵、滝沢知大

健康総合科学科3年生: 看護科学専修学生は必修、環境生命科学専修、公共健康科学専修学生は選択
時間:月曜日8:30~12:10(1,2限)

目的:将来、健康関連の実務および研究者・教育者として活躍することを目指す学生が、臨床医学を理解するために必要な基礎的知識および思考過程を学ぶ。また、看護実践に必要な薬剤学を理解する。

(1) 外科的治療概論
放射線医学概論-診断から治療まで 放射線診断学・核医学・放射線治療学
消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(移植)
循環器疾患の病態、自然経過と治療

(2) 術前術後の管理
代謝・内分泌疾患(糖尿病)の病態、自然経過と治療病態
アレルギー・リウマチ疾患の病態、自然経過と治療

(3) 消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(肝)
乳腺疾患の病態、自然経過と治療
神経内科疾患の病態、自然経過と治療
泌尿器疾患の病態、自然経過と治療

(4) 心臓外科疾患の病態、自然経過と治療
腎疾患の病態、自然経過と治療
手術麻酔
脳神経外科疾患の病態、自然経過と治療

(5) 骨・関節疾患の病態、自然経過と治療
消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(胆)
耳鼻咽喉科疾患の病態、自然経過と治療
眼疾患の病態、自然経過と治療

(6) 消化器疾患の病態、自然経過と治療 ―肝・胆・膵・移植―(膵)
消化器疾患の病態、自然経過と治療-消化管
呼吸器外科疾患の病態、自然経過と治療
呼吸器内科疾患の病態、自然経過と治療

(7) 看護薬剤学

2025年度 解剖示説(3年生・1単位)(看護科学専修必修)

担当教員:仲上豪二朗、國光真生、片岡友紀恵、滝沢知大

講義目標および概要:
人体の構築について学習するとともに、「生」「健康」の対極にある「死」「疾患」について学び、
生命・生活についての深い理解に役立てる。

2025年度A1ターム 火 5限

(1) 病理解剖学概論
(2) 病理解剖学概論

(3) 症例提示

(4) 研究紹介

(5) 剖検室見学

(6) 超音波検査装置でみる解剖

2025年度 健康支援実習(2年 Wターム)

担当教員:仲上豪二朗、國光真生、片岡友紀恵、滝沢知大

授業開始日:令和7年2月1日(月)
授業の目的:看護学が実社会で応用される場は病院や保健所、施設などにとどまらない。人々の 健康を支援し、各々が自己実現を達成するために必要な方策を探求するのが看護学といえる。本実習では既存の概念にとらわれない看護学の在り方に早期に触れることにより、学問の多様性と広がりを体感し、健康を支援する方法を学ぶ。
授業の方法:講義、実習1単位(45時間)
履修要件:基礎看護学Iを履修しているもの

(1) オリエンテーション
事前調査(1人1施設担当 調査後、担当教員の確認を受けること)
事前調査内容の共有・追加・修正

(2-4) 学外研修(施設は未定)
 政策のフィールド
 病院のフィールド
 民間企業のフィールド

(5) 実習発表会
見学内容の紹介
全体ディスカッション