第4回看護理工学入門セミナー
入門セミナーは盛会のうちに終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。ひきつづき、アドバンストコースの参加者を募集しています。 (7/4)
近年の看護学研究では、他分野の研究者との協働による革新的な報告が多く見られるようになって参りました。これは、臨床現場で患者の療養生活を支えるために看護師の職務が高度化するに伴って、臨床の疑問や問題点を明確化し、看護師のニーズを的確に反映した技術や機器の開発することの必要性が高まっているためであろうと考えられます。こうした取り組みは看護理工学と言う新たな学問分野として創設され、2013年10月には,看護理工学会も立ち上げられました。このような潮流を受け、私共は、看護理工学研究を実践できる人材を育成するために、2013年度より看護理工学入門セミナーを開催しております。
看護理工学研究において、病態生理を明らかにするための分子生物学的解析および工学的測定技術、問題の本質にアプローチする新たな看護技術・機器の開発に必要とされる基礎知識などを皆様にご提供いたします。詳細な情報は、プログラムを御覧ください。
また、昨年度の10月に東京大学出版会から、「看護理工学」というタイトルで入門書が発刊されました。これまでの過去そして今回のセミナーの講義に即した内容となっております。是非ご参照いただければ幸いです。
今年度も第4回入門セミナーを修了された方に、アドバンストコースとしてハンズオンセミナーを企画しております。詳細をご確認のうえ、奮ってご応募ください。詳細はセミナー中にもご紹介させていただく予定です。
ご案内のリーフレットは、こちらからご利用下さい。
日時 (予定)
2016年7月2日(土) 10:00〜18:50
2016年7月3日(日) 9:00〜16:30
※初日の夕方には参加者懇親会を予定しております.
場所
東京大学 本郷キャンパス 医学部教育研究棟14階鉄門記念講堂
定員
250名 (申し込み先着順)
対象
大学院生・教員・看護師など
参加費
10,000円(参加者懇親会代を除く)
お問い合わせ・お申込み
お申込み・お問い合わせの際には,氏名・所属・連絡先アドレスを明記の上
wound-adm@umin.ac.jpまで電子メールにてご連絡ださい.
講義内容
- 看護理工学の必要性と意義
- 看護理工学研究の目的とプロセス
- 看護学における生物学的アプローチ
- 看護学における工学的アプローチ
- 看護理工学的手法
- 看護理工学研究の展開
詳しくは,教科書「看護理工学」をご覧ください。
基本的にはこれまでのセミナーと内容は同じでございます。
更新情報
- 7/1:アドバンストコースの情報を更新しました。
- 6/23:参加者懇親会の情報更新しました。
- 3/16:ホームページを立ち上げました。